2019年5月10日 / 最終更新日時 : 2019年5月15日 a-senda ブログ “十二単”のカレンダー 一口に「絵本」と言っても、その形態は千差万別です。私が第一に推奨したくなるのは(私は、絵本が好きなんです)、イタリアのグラフィックデザイナー、ブルーノ・ムナーリ(1907~1998)の邦題が『きりの なかのサーカス』と […]
2019年4月22日 / 最終更新日時 : 2019年4月24日 a-senda ブログ <ノートルダム大聖堂火災の報に接して>美術教師の東という人 「実業之富山」2017年2月号より再掲 一九六七年頃、私が通学していた高校の美術担任の先生は、東一雄という痩身で眼鏡をかけ、学校在籍の長い人でした。あだ名の「カラス」は、生徒の間で代々受け継がれていましたが、先生は知ら […]
2019年4月15日 / 最終更新日時 : 2019年4月15日 a-senda ブログ 教育劣位社会だそうです。 書店でその書名を見たとき、チョットびっくりしたのですが、手に取ってみました。『教育劣位社会』(岩波書店刊)って、何だろう? 私には馴染みのない言葉でした。 どうやら教育に関する研究者の研究報告らしいと分かって、書棚に […]
2019年4月10日 / 最終更新日時 : 2019年4月13日 a-senda ブログ 御即位、新元号「令和」、万葉集、越中富山 4月1日、新しい元号が「令和」と発表され、その典拠は万葉集と解説が付きました。 大伴旅人の官邸で開かれた宴の折の「梅花の歌三十二首あわせて序」とある、その「序」に記載のある「令月」と「風和ぎ」からとのことです。「令月 […]
2019年3月29日 / 最終更新日時 : 2019年3月29日 a-senda ブログ <追悼 内田裕也氏>「コミック雑誌なんかいらない!」 「実業之富山」2010年5月号より再掲 今から考えると、一九八五、六年のことだったようです。当時、週刊誌に、奇妙な写真が載りました。 ニューヨークのハドソン川を、洋服を着た日本人が、おぼれそうになりながら泳いでいる写 […]
2019年3月8日 / 最終更新日時 : 2019年3月8日 a-senda ブログ オートバイの青年 つまずいて、枕元に積んである書籍と雑誌の山が崩れ、散らかってしまった。もしこれを家人に話しても、「散らかっているのは、いつものことでしょ」と言われそうで、言葉を飲み込みました。 さて、その崩れた本の中から、購入した記 […]
2019年3月8日 / 最終更新日時 : 2019年3月8日 a-senda ブログ <追悼 ドナルド・キーン氏> ドナルド・キーン氏と古川通泰氏 「実業之富山」2018年3月号より再掲 日本文学研究者のドナルド・キーン氏については、二〇一〇年二月号のこのコラムで一度紹介したことがあります。『文藝春秋』二〇〇九年十二月号のグラビアに、キーン氏が高岡の「万葉集全二十 […]
2019年2月8日 / 最終更新日時 : 2019年2月8日 a-senda ブログ 黒部、立山の星 1960年代の中頃から1970年代の始めにかけて、世界を席巻したイギリスの音楽グループ、ビートルズに、「And I Love Her」という有名なラブ・ソングがあります。 その歌詞に次のような一節があります。 Br […]
2019年1月10日 / 最終更新日時 : 2019年1月25日 a-senda ブログ 『イチローの流儀』に出会う その日、家人と外出していて、時間調節のため郊外の喫茶店に入りました。 しばらく取り留めのない話をしていましたが、やがて話題の矛先が、私の枕元に乱雑に積んである雑誌や書籍に向いてしまいました。家人は、私が日ごろ富山関連 […]
2019年1月5日 / 最終更新日時 : 2019年1月25日 a-senda ブログ アルファベットの秘密 私たちの使う言葉に、カタカナやアルファベット表記が多くなった、と指摘されて久しくなります。時に和製英語と揶揄されることもありますが、そもそも英米人は、アルファベットつまりABCなどの個別の文字そのものにどんな印象やイメ […]